雑記@NY

先月1週間ほどNYに行って来ました。

海外はこれで5カ国目(ちなみに、これまで訪れたのはフランス・ベルギー・オランダ・中国の4カ国)なので、カルチャーショックというのはそれほどないのですが、いくつか気づいたことを雑記して羅列していこうと思います。
ちなみに、海外旅行の目的は美術鑑賞です。(花より団子、ではなく団子より花を優先します。)

訪れた場所(訪れた順)
・Museum
MoMA
World Trade Center
Empire state building
Apple Store 5th ave
Frick Collection
Guggenheim Museum
The Cloisters
American Museum of Natural History

・Broadway
Spider-man turn off the dark

感想
JFKの審査は時間がかかる。
今回はAmerican Airlinesを利用して羽田からJFKまで直行便でした。羽田発は初めてでしたが、成田よりも圧倒的に近いのでとても快適でした。ただ、入国審査では、指紋や虹彩を登録する必要があるため、時間がかかりました。30分ほど。
ちなみに、出国にはそれほど時間はかかりませんでした。

月曜は美術館の休館日が多いので、出かけるときには早めに。
月曜日は多くの美術館が閉館していて、開いている有名どころには多くの行列が。行列が苦手なわたしはそそくさと引き上げてきました。

・現在地が分かりやすい。
NYは大体碁盤の目状に道路が張り巡らされていて、Street一つ一つに名前がついているので、地図を持っていれば自分がどこにいるかが直ぐに分かるのですが、Empire State BuildingではオーディオガイドをレンタルしてNYの地理を把握するのもありだと思います。(日本語版あり。地区ごとに丁寧な説明がされます。)

SOHOはhigh societyではなく、観光地化されていた。
SOHOと聞くと、ハイソ(High Society)なイメージがあったのですが、そんなことはなく観光地化されていました。
ちなみに、SOHOにあるMoMA Design Storeの地下には無印良品がおいてありました。広さSOHOのほうが広いですが、
品揃えは表参道とそれほど変わらない気がします。(本の品揃えはSOHOのほうが多い)

早歩き
どこで読んだかは忘れましたが、New Yorkerは誰もが早歩きです。私は日本では歩くのが早い方だと思うのですが、何度も抜かされました。
後ろから誰かが来る気配がして、”もしやスリか?”と振り返ると直ぐ後ろに早足でこちらに向かってきてあっという間に抜かれてしまうことがよくありました。

5th AveのApple Store
5番街にあるApple Storeに行ってiPad2を買う予定だったのですが、残念ながら売り切れていました(行く前に分かってはいましたが)。ただ、展示用にはいくつか置いてあって触ることが出来ました。店内は日本とは比べ物にならないほど広かったですが、多くの人が足を運んでいました。(無料でインターネットが利用できるので、買う気がなくても訪れる人が多いのかもしれません)

99¢ shopとTrader Joe's が素晴らしい
日本の100円ショップと同じように99¢ショップがマディソンスクエアガーデンの近くにあります。品揃えは豊富で食料品から電気製品まで多数取り揃えています。とはいっても全てが99¢ではなく、1.99¢だったり、2.99¢だったりします。それでも、今(2011年4月22日時点)は1ドル80円台なので100円ショップよりも安い値段で買い物が出来ます。

Trader Joe'sはユニオンスクエアの近くにある食料品店です。品揃えが良いのでオススメです。(フォカッチャがおいしかった!)

Broadway
初NYにて初Broadwayを見に行きました。内容はSpider-man 選んだ理由は、NHKのプロフェッショナルでも紹介されたようにCostume designerとして石岡瑛子さんがこのミュージカルの衣装を担当しているからです。
正装で行くべきか悩んだ末、コートだけきちんとしたものを選んで行きましたが、周りを見るとそんなことはなく、楽に見られる服装できている人が多かったです。内容については、あらかじめ映画を見たり、席に着く前に配られるブックレットを読んでおけば大体理解できます(が、笑いのタイミングはまだ不勉強ゆえに分からないことが多かったです)
ミュージカルなので歌を披露する場面がいくつかあるのですが、良い曲はその言語に関係なく体が反応する(わたしの場合は、鳥肌が立ちます)のだなと実感しました。


・良い所と悪いところ

●良い
・Metroが安い
Metroは定額料金で、日本のように距離ごとに値段が高くなることはありません)ちなみに、中国(北京)の地下鉄も定額制です。

・標識のみやすさ
これもMetroですが、日本では出口がどこにあるのか分かりにくいのに対して、NYではEXITとはっきり示されているので、出口が分かりやすく表示されています。また、入口と出口の動線が分かれているので、ぶつかる危険性も少ないです。(フランス、中国も同様)

・声を掛け合う
NYだけではないですが、日本のように電車に乗っていて黙って体をぶつけたりすることはなく、必ず一言”Excuse me”といいます。外国から日本に帰ってきた時にいつも残念に思うことはこの一言がないことです。
他には"Good morning""Thank you" "Have a good day"など。どこかのCMで挨拶は魔法の言葉というフレーズが出てきますが、その一言を発するだけでも相手との距離が近くなる瞬間(その土地の一員となった瞬間)があります。言葉はいくら発しても減らないので、簡単なワンフレーズは覚えていくといいと思います。



●悪い
・ゴミ
外国に来ると、日本の道路のきれいさに驚きます。(ただ、直ぐに慣れてしまうのですが)

・トイレが少ない
治安のために地下鉄のトイレは使えないですし、外にも公衆トイレはないので、店舗やビルの中で
見つける必要があります。(SitOrSquatというアプリを使えばNYで使えるトイレの場所が分かるようです)

・CityPass
NYには有名な美術館が数多くあって、CityPassという綴りになったカードを買えば、比較的スムーズに入場できますが、残念ながら一度限りです。フランスのMuseumpassやオランダのMuseumkaartは一定期間使えるのですが。複数日にわたって見られないのが残念です。


旅から時間が経ってしまいましたが思いついたものを書いてみました。
また思い出したものがあれば追記します。

NYの写真はPicasaに載せてあるので、興味がある方はご覧ください。