藤子・F・ミュージアム

先日藤子・F・ミュージアムに行ってきました。簡単に感想を書いてみます。
http://fujiko-museum.com/pc.php

展示の内容についても触れるので、ご了承ください。

藤子ミュージアムジブリ美術館と同様、時間指定定員が決まっています。
今回私は10時に入場しました。

・駅から入館まで
行きは向ヶ丘遊園駅から歩いていきました。HPに掲載されていた地図をみていた道筋と、所々案内板が出ているので
迷わずにつきました。駅からは大体1kmくらいです。

美術館に着くと(9:40)、既に30mくらいの長い列が出来ていました。列に並ぶ前にガイドの方にチケットを見せ、ミュージアムのしおりをもらいます。
開始10分前には30名ずつエントランスホールに入り、ガイドの方から美術館についての簡単な説明があります。
内容:受付カウンターでチケットを見せて、シアター(3階にある)入場券と音声ガイドをもらう。音声ガイドの聞き方は、音声ガイドの数字が書かれている場所でその数字を押すと、説明が流れる(子供用と大人用では押す数字が違うところもあります)3階で音声ガイドは返却する。(先にミュージアムショップに行きたい人はカウンターで申し出ること(音声ガイドは持って入れないため))
館内での写真撮影と録画は禁止。ただし、屋外ではOK
説明が終わると、カウンター(3列になっており、各列に並ぶ)でシアター入場券と音声ガイドが渡されます。音声ガイドは大人用と子供用があります。

・館内
館内は天井が高く、広々としていました。1,2Fは原画の展示が中心です。音声ガイドを聞きながら原画を見たり、藤子さんの経歴を知ることが出来ます。
3Fのシアターは10分のショートシネマが見られます。20分おきに上映のようです。入口でチケットと引き換えに渡された入場券が必要になるので、無くさないように。

同じく3Fから屋外に出ることが出来、カフェも営業していますが、11時の時点で50分待ちでした。次回の入場時間12時までにどれくらい解消されているかは分かりませんが、先にカフェに行きたい方は入口のカウンターで一言言えば考慮していただけるようです。

以下感想
行く前に、どのような展示がされているのかは知っていたのだけれど、その時に違和感があった。それが行くまでは何か分からなかったのだけど、行ってきて気づいた。

このミュージアムを作るにあたって、ジブリ美術館を参考にしたということだった。時間指定があり、そこでしか見られないアニメがある。展示されているものもそれほどかけ離れているわけではない。

けれど、美術館というよりは資料館の雰囲気が強いと感じた。もちろん、キャラクターと触れ合えるスペースはあるのだが、ジブリ美術館ジブリという世界観の中にあるのに比べて、藤子ミュージアムはその世界観があまり感じられなかったのが残念だった。漫画と読者は近いものにあるのだと思っているのだけれど、展示の仕方は藤子さんの作品たちを読者から(あえて?)距離をとっているように見えた。

ミュージアムがどのようなプロセスであのような形になったのかは分からないけれど、まわってみた感想は、最初にあの形があって、それから各々のスペースを割り振って行ったと考えている。最初にこういうものを入れたいという思いがあってからミュージアムを作ったら、ジブリと変わらない大きさでこじんまりとした作りだけど、濃密な空間がある場所に出来たんじゃないだろうか。

不満ばかり書いてしまったので、よかった部分を。

エントランスやミュージアム内にいたガイドの方々は気配りのできる方ばかりでしたので、子供をつれていく方は安心していけると思います。